青森県議会議員選挙は9日投開票が行われ、16選挙区・48人の顔ぶれが決まりました。自民党が過半数を維持したほか、女性は過去最多7人が当選しました。


今回は、無投票となった選挙区も合わせ、自民党の候補が推薦を含めて27人当選し、定数48の過半数を維持しました。

※自民党県連 津島淳会長
「これから県議会で会派の構成が進められていく。皆さまのおかげさまで県政において引き続き第一党となっておりますので、その責任をしっかりと果たしてまいりたい」

無所属で当選した人の中には自民党籍を持つ人もいるため、県議会の会派では上積みも予想されます。

野党第一党の立憲民主党は8人が立候補して5人が当選し、議席を1つ増やしました。

※立憲民主党県連 田名部匡代代表
「議席倍増を目指して全員当選に向けて取り組んでまいりましたので、それを達成できなかったというのは残念に思っています。一方で新人の皆さんが非常に善戦してくださって次につながる結果だった」

また、共産党は3人、公明党は2人、参政党は青森市選挙区で1人、無所属は10人が当選しました。参政党の青森県議会での議席獲得は初めてです。当選した48人のうち女性は過去最多の7人で、青森市、八戸市、むつ市、黒石市の4選挙区のあわせて5人が新人です。投票率は42.62%で過去最低となった前回2019年を5.76ポイント下回りました。