青森県議会選挙は、無投票となった選挙区を含め、自民党が定数48の過半数を維持しました。なお、女性の当選者は過去最多の7人でした。

【政党別の当選者】
自民党(推薦含む)…27人
立憲民主党…5人
共産党…3人
公明党…2人
参政党…1人
無所属…10人

選挙結果を受け、自民党県連と立憲民主党県連は取材に応じ、次のように述べました。

※自民党県連 津島 淳 会長
「あわせて27名の当選となった。総じて、それぞれの選挙区において、各候補者がしっかりとした訴えをして結果を出してくれたと受け止めているが、いくつかの選挙区、例えば黒石市が、現職が残念ながら落選をされたということがある。また推薦の候補も、結果を出せない方もあって、こうした結果について重く受け止め、明日からまず詳細な分析を行っていかなければならないと考えている。これから県議会において、会派の構成というものが進められていく。そういった中で、皆様のおかげで県政において、引き続き第一党ということになっているので、その責任をまずしっかり果たしてもらいたい。」

自民党県連(青森市)で取材に応じる津島淳会長(10日午前0時半すぎ)




※立憲民主党県連 田名部匡代 代表
「議席倍増を狙ったが、厳しい結果になった。議席は増えたが、現職議席を失ったことには責任感じる。一方で青森市で新人が当選したことは、意義が大きい。若さが売りだが、どんな層が投票したのか分析したい。しっかりと議会で存在感示していきたい。女性が声を上げていいんだ、という思いがびしびし伝わってきた。新しい候補者が新しい風を吹かせくれる。さらにいい候補者を探していきたい。」

立憲民主党県連(青森市)で取材に応じる田名部匡代代表(10日午前0時すぎ)