=届け出順 ○は当選回数=
渡辺守人(わたなべもりと 69)自民・現職⑤
高岡市観光協会副会長・高岡サイクリング協会会長
県議会議長を務め6期目の当選を目指す。企業を精力的に回り、地元・末広町など街の中心部で活動を展開。持続可能な新しい地域交通システムの実現などを訴え、中央政界とのつながりなどアピールする。

高瀬充子(たかせあつこ 61)共産・新人
前高岡市議会議員
県議会で共産党として過去最多の3議席目を目指す。反自民票の受け皿として街頭活動を中心に市内全域をまわり、元高岡市議の実績などを強調。就学前までの子どもの医療費無料化や水道料金の引き下げなど訴える。

酒井立志(さかいたつし 67)自民・現職②
自民党高岡市連支部長
自民党高岡市連の支部長を務める。地元・牧野地区のほか、能町・成美地区など地盤を超えて浸透を図る。高岡市を核とする呉西圏域連携中枢都市圏の形成や災害に強い県土づくりを掲げる。

嶋川武秀(しまかわたけひで 44)無所属・新人(自民推薦)
漫才師で前の高岡市議選、過去最多の得票数を獲得。市内全域で街宣活動を展開し、特に若い世代の票の掘り起こしを狙う。少子化対策に重きを置き、子育て環境の向上や出会いの場の創出などを訴える。

山本徹(やまもととおる 53)自民・現職⑤
高岡市空手道連盟会長、高岡市相撲連盟会長
前回の県議選はトップ当選、6期目を目指す。地元・扇町を含む高岡西部中学校区を中心に街宣活動し、地盤固めに力を入れる。物価高騰対策や新しいアフターコロナの社会づくりに注力したいとしている。

井加田まり(いかだまり 71)立民・現職③
自治労富山県本部特別進行委員
この選挙区では唯一の野党議員、立民として議席死守を図る。県内最大の労働組合の連合富山や社民の支援を受けて運動を展開。コロナで疲弊した医療・福祉の充実、それに子育て世代の働き方改革を訴える。

針山健史(はりやまたけし 48)自民・現職①
伏木曳山祭実行委員会会長
伏木地区を地盤に2期目を目指す。選挙モードを高めるため早めに総決起集会を実施し、北部地域を中心に組織票まとめに躍起。国宝指定の勝興寺など生かした観光客の誘致や 自然災害への防災・減災対策を掲げる。

川島国(かわしまくに 49)自民・現職②
県相撲協会会長
県相撲協会の会長を務め3期目を目指す。地元の福岡地域を中心にミニ集会を重ねるなどして地盤固めに注力する。日本のアニメや漫画を一元管理する「メディア芸術ナショナルセンター」の誘致や地方創生などを訴える。

矢後肇(やごはじめ 63)無所属・元職
元県議会議員
2016年に政務活動費の不正受給が発覚し、議員辞職した。地元の戸出や中田地区など南部地域を中心に票の掘り下げに必死。コロナ禍を見据えた経済の活性化対策や少子化対策などを政策に掲げる。

瀬川侑希(せがわゆうき 38)自民・現職
元大手広告会社社員
元大手広告代理店職員でこの選挙区で最も若い。南部地域で他候補と競合するなか、地元の井口本江・野村地区など地盤を超えて活動を展開。教員の働き方改革に子どもの教育の充実、 農業の担い手支援などを訴える。

【開票結果】
当 嶋川武秀(44)無所属・新人 14,818票
当 山本 徹(53)自民・現職 7,598票
当 瀬川侑希(38)自民・現職 7,550票
当 川島 国(49)自民・現職 6,666票
当 針山健史(48)自民・現職 6,254票
当 井加田まり(71)立民・現職 6,073票
当 渡辺守人(69)自民・現職 6,031票
酒井立志(67)自民・現職 5,139票
矢後 肇(63)無所属・元職 4,258票
高瀬充子(61)共産・新人 2,862票