新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日に「5類」へ移行するのを前に、医療機関を対象にした感染対策や外来対応などの講習会が6日に開かれました。

新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが、季節性インフルエンザと同様の「5類」に移行することで、これまで感染者を受け入れてこなかった医療機関も診察にあたるようになります。

新潟県が開いた講習会には、病院や診療所などおよそ280の医療機関が参加。
講習会では新型ウイルス患者の対応で経験を積んだ医療機関が、「医師と患者はマスクを付けて、これまで通りの感染対策を行う」ことや「症状がなくても感染してないと決めつけられない疾患」など、職員の感染予防と外来対応について説明しました。


【新潟医療関連感染制御コンソーシアム 菊地利明会長】
「経験のある医療機関からあまり経験のない医療機関へ、いろいろなチャンネルを使いながら情報を広めていくことが大事」


新潟県は今後も、医療機関から要望があれば再度講習会を開くとしています。