値上げは電気料金、さらに宅配料金にも

<東京電力のケース>
値上げ申請が認可された場合(一般的な家庭のモデル料金)1か月9126円→1万684円(+1558円)

日比キャスター:
電気料金も値上げということで、東京電力の場合を見てまいります。一般的なモデルの料金ですけれども、1か月9126円だったものが値上げの申請が認可された場合、6月からは+1558円、1万684円になります。これもちょっと苦しい様子が見えてまいりました。では、6月以降はどうなっていくのか。一般社団法人エネルギー情報センターの江田健二さんは、「今年も石油などのエネルギーの価格は高値が続くだろう」とみています。さらに夏になりますと、電力の需要がアップしますので、さらに値上げの申請の可能性も、とみています。

<宅配料金の値上げ>
佐川急便7%~11%(4月1日から)
ヤマト運輸10%(4月3日から)

さらに人手不足が引き続き問題となっている宅配便についてです。佐川急便でも4月1日から7%~11%料金をアップ。ヤマト運輸でも4月3日からおよそ10%料金をアップといった動きが出ています。物流業界に詳しい流通経済研究所の吉間めぐみさんにお話を伺ってみたところ「このままではさらなる値上げも」とみており、それを防ぐためにはこのような対策が必要ではないかということですね。何よりも再配達にコストがかかっているということで、有料化をしてもいいのではないか、宅配ボックスを増やしてもいいのではないか、様々な取り組み、まだまだできそうです。

井上キャスター:
自分自身も麻痺していて、再配達は当たり前になっていますけど、無料でやってくださる。

ノンフィクションライター吉川さん:
大変ありがたいことですよね。

井上キャスター:
確かにそういうのを変えていくってのは一つなのかもしれません。

ノンフィクションライター吉川さん:
宅配ボックス拡充やコンビニ受け取りとか。コンビニ受け取りも有料化しちゃうかな。人手不足が深刻だということなので、深夜まで結構配達されてたりするじゃないですか。なので少しでもそこを改善していきたいですね。

井上キャスター:
皆さん心労もあるでしょうしね。

ノンフィクションライター吉川さん:
もうストレスもすごいと思いますよ。