福島県石川町の学法石川高校では、7日に入学式が行われました。強豪の陸上部には、中学時代、全国で名をはせた大物ルーキーたちが集まりました。
学法石川高校で行われた入学式。中学時代、陸上競技の全国大会で活躍した選手たちも、緊張した面持ちで式に臨みました。式には今年、4年ぶりに保護者が出席し、新入生249人の新たな門出を祝いました。
学法石川高校・森涼校長「希望と期待を胸に抱いた今の新鮮な気持ちと、これから始まる学校生活での固い決意を決して忘れないでください」
希望を胸に抱く新入生たち。このうち、およそ30人が、県高校駅伝で男子が12連覇、女子が7連覇を達成している陸上競技部に入部します。
男子では、去年、全国中学陸上3000メートルで、日本一に輝き、中学日本記録も樹立した鏡石中出身の増子陽太選手が入部。自慢のスタミナを活かして高校でも日本一を目指します。

鏡石中出身・増子陽太選手「まず5000メートルを13分台で走ってインターハイ優勝することと、団体での目標は都大路で優勝に貢献すること」
その増子選手と中学時代競り合った若松四中出身の栗村凌選手は、全中1500メートルで2位に入ったスピードランナーです。
若松四中出身・栗村凌選手「高校では5000メートルなどの長い距離にも対応できるようにしていきたい」
一方、女子では、去年、全国中学駅伝のアンカーで14人を抜き区間賞を獲得した若松一中の湯田和未(なごみ)選手や、今年1月の都道府県対抗女子駅伝で区間賞を獲得した、石川中出身の木戸望乃実(ののみ)選手が、入部しました。

石川中出身・木戸望乃実選手「インターハイで優勝することが目標なので、しっかり練習を積み重ねて頑張りたい」
若松一中出身・湯田和未選手「個人ではインターハイで優勝することと、駅伝では都大路でチームの優勝に貢献したい」
男女ともに、強力なルーキーが入った学石陸上部から今年も目が離せません。新入生たちは、今週末の記録会でデビューする予定です。
