媛県松山市出身の西山将貴(にしやま・まさき)監督が初めて取り組む長編映画の撮影が松山市内で行われています。


「ねえ、何が起きているの?誰にも言わないから」


松山市内で全ての撮影が行われている「THE INVISIBLE HALF」は、日本で生きることに葛藤を感じているハーフの女子高校生が主人公の青春ホラー映画です。


(西山将貴監督)「トーンとしてはもっと低くていい」
(滝香織アナウンサー)「もっと低くていい?」
(西山監督)「一回試しに2倍低くしてみます?」
(滝アナ)「2倍低く、はい」

6日は、松山東雲中学・高校で撮影が行われ、あいテレビの滝香織アナウンサーも理科の先生役として出演しました。


メガホンをとるのは、松山市出身でアジア最大の国際短編映画祭で最優秀賞を受賞するなど国内外で活躍する西山将貴監督で、西山監督にとって初の長編映画です。


(西山将貴監督)「この作品の大きなテーマとしてあるのは10代の高校生たちが自分の居場所を見つけていくという青春映画としての側面がすごく強くて、僕自身が松山で育ってきた20年間というのがあって、それをすごく映像の中に反映したので、ぜひ愛媛の方々に見ていただいて、感想を送ってもらえればいいと思う」

「THE INVISIBLE HALF」は4月9日まで撮影が行われ、2025年に公開される予定です。