万が一の時に“園児が押す”ボタン

こちらのSOSボタン。園児でも簡単に押せる低い場所に設置されていて、押すと車内に人がいることを周囲に知らせることが出来ます。

園では園児に対し、もし取り残された場合にこのボタンを押すよう指導していくということです。

このような安全装置は、去年9月に静岡県で起きた送迎用のバスに置き去りにされ3歳の女の子が死亡した事故を受け、政府が設置を義務付けたものです。

園では国の補助を使って4台のバスに設置しました。

保護者「こういった装置もあるとこれから事故など防げていいと思います」

保護者「迅速に対応していただけたというのは、非常にうれしく思いますし、安心して預けられるなと感じております」

舟形ほほえみ保育園・井上悦子園長「(今回の設置は)安心は安心なんですが、目視で確認することも安心につながると考えているので、両方で確認していきたいと思っています」

なお、安全装置の設置義務化について、政府は1年間を経過措置としています。

山形県では6月ごろをめどになるべく早い設置を呼びかけています。