バスケットボールの世界最高峰リーグ「NBA」のアンバサダーに韓国のBTSのリードラッパーであるSUGA(30)が6日、就任したことを発表した。

SUGAはNBAアンバサダーとして、2022-23シーズンの残り期間と来シーズン以降のアメリカおよびアジアでのNBAの試合やイベント、リーグのプロモーション活動などに参加する予定。自身も熱心なNBAファンで世界中のNBAファンにその魅力を発信していく。

就任を受けてSUGAは「音楽とバスケットボールは僕の若い頃から共通の情熱であり、NBAアンバサダーに任命されたのは夢のようです。NBAとの関係を正式に結ぶことができ、今後数ヶ月の間にリーグと計画しているエキサイティングなコラボレーションを皆様に共有するのが待ちきれません」と語った。

SUGAは、BTSの活動内でも度々、バスケットボールカルチャーをモチーフとして取り上げており、特に、2020年にBTSが「Billboard Hot 100 chart」で初の1位を獲得した世界的ヒット曲「Dynamite」のミュージックビデオ内でも、バスケットボールコートをセットで使用したりしている。

NBA副コミッショナー兼最高執行責任者のマーク・テイタム氏は、「スーパースターでミュージシャンでもあり、ファッションアイコン、情熱的なNBAファンであるSUGAがアンバサダーに就任してくれたことをとても嬉しく思います。私たちは、SUGAと協力して、彼が世界中のファンを熱狂させているように、NBAのブランドを世界中のファンにより一層届け、成長させることを楽しみにしています」と述べた。