チョウの標本をすべて小学校に寄贈
片岡さんは年齢のことを考え、ある決断をします。チョウの標本をすべて、自宅近くの塩釜第二小学校へ寄贈することにしたのです。
片岡史昭さん:
「心血を注いできたので(寂しい)。でもベストなチョイスだったと思う」

4日は、校長らも手伝いおよそ40箱の標本を運びました。

搬出作業する片岡さん:
「1人1個ずつ!落としたらアウトですから」

傷つけないよう毛布に包み車に乗せて学校へ。学校に到着すると、教職員が慎重に階段を上り…、無事、2階の教室に搬入されました。

ずらりと並ぶチョウの標本。その中のある1頭に片岡さんの目がとまりました。