高知市在住の写真家が「生きる喜びを感じてほしい」との思いを込めた写真展が、南国市で開かれています。

南国市の県立歴史民俗資料館で開かれているのは、高知市在住の写真家、前田博史(まえだ・はくし)さんの写真展です。

『還るところ。』と題した写真展のテーマは、「原点回帰」です。

写真を通して自然の森に触れることで、情報社会から離れ「生きる」ことそのものの喜びを感じてほしいという思いが込められていて、30年間活動を続けてきた前田さんが選んだこだわりの写真35点が展示されています。

(天然写真家 前田博史さん)
「今の世の中はすごく情報が溢れていて、自分で無数の情報の中から選択していかなければなかなか生き残っていけないシビアな時代。そういうものが森の中には全くない。情報から離れて、本当の自分を見つけ出す、そんな時間を過ごしてほしい。そのために、この写真展にぜひ足を運んで、気持ちよくなってもらえたらと思います」

自然がもつエネルギーや心地よさを感じられる写真展は、4月9日まで開かれています。