青森銀行とみちのく銀行の2025年1月の合併に向けた新たな一歩です。両行の持ち株会社プロクレアホールディングスは5日、青森市に個人ローンを専門に扱う両行の共同店舗を初めて開設しました。
2025年の合併に向けた初めての共同店舗の開設を迎え、青森銀行とみちのく銀行のそれぞれの頭取や関係者がテープカットをして祝いました。店舗は、みちのく銀行の国道支店として使われていたビルの2階を改装して総合受け付けを設置しています。
※市川 麻耶キャスター
「青森銀行とみちのく銀行の初めて設立した共同の店舗です。利用者の私たちや働く人たちにとってどのようなメリットがあるのでしょうか」
金融商品の販売やローンの審査はそれぞれの銀行が行うため、利用者は同じフロアで2つの銀行に相談・申請ができることで商品やローンをより比較しやすくなります。
※青森銀行ローンデスク青森中央 櫻田 芳規支店長
「1カ所で青森銀行とみちのく銀行それぞれのサービス・商品の提供。ローンの申し込みができるというのはメリットがある」
また銀行側にとっては施設の運営コストの削減や両行の従業員の研修を合同でできることでスキルアップにつながると期待しています。
※みちのく銀行ローンスクエア青森 出川 克久所長
「両行で注目されている融和の拠点となる。専門性の高い職員たちですのでガッツを持って取り組みたいと意気込んでいる」
両行は今後、八戸市と弘前市にも共同店舗の開設を検討していて合併を見据えた動きが加速しています。