大分トリニータは育成強化を目的にペレ氏ら世界的なサッカー選手を輩出したブラジル1部リーグのサントスFCと業務提携したことを発表しました。

この業務提携はトリニータを運営する大分フットボールクラブが、ブラジル・サンパウロ州のサントスFCクラブハウスで日本時間の4日夜、調印したものです。海外クラブとの提携は2018年のベルギー1部・シント=トロイデンに続き2番目です。ブラジル1部リーグのサントスFCは、カズこと三浦知良選手が活躍し、「サッカーの王様」ペレ氏ら世界的スターを輩出した名門で、アジアのクラブで現在提携しているのはトリニータだけです。

クラブによりますと、ユースの選手を現地に派遣して実戦経験を積ませる人材交流を軸に、指導ノウハウの共有など若手の育成環境の充実を図るということです。またサントスFCの持つブラジルの選手情報をもとに有望な外国人選手の獲得を図りたいとしています。