高知市の中学校を卒業した同級生たちが、様々なジャンルの作品を持ち寄り、展示会を開いています。作っているのは、70歳を過ぎたパワフルな人たちです。
「70代の仲間が元気に頑張っています。見に来てくださーい!」
この展示会は、高知市立城北中学校の1965年度の卒業生が開いています。会場には13人が持ち寄った絵画や写真、工芸など、およそ100点が並んでいます。
柔らかなタッチで描かれた水彩画。

力強く鮮やかな油絵。

そして、県展の入選作品も。

また、細かい部分にまでこだわったミニチュア作品などもあり、創作活動を楽しむ姿が目に浮かぶようなものばかりです。
この展示会、同級生が集まるきっかけになればと、2年前に開きましたが、先輩や後輩からも好評で、もう一度開いてほしいという要望があり、今回、新しい作品も加わっての開催となりました。
(城北中卒業文化祭実行委員会 竹村喜夫 会長)
「(2年の間に)健康を害したり、亡くなったりした仲間がいましたので、仲間の絆というのがこの年になって非常にありがたく感じるようになりました。癒やされたり和んだり、優しい気持ちになってほしい」
「セピア色の答案用紙」は、4月9日まで、高知市のかるぽーとで開かれています。