春の女神と呼ばれる準絶滅危惧種のギフチョウが石川県小松市の山あいで華麗な姿を見せています。

日本固有種のギフチョウは黒と黄色の縞模様が特徴のアゲハチョウ科のチョウです。里山の開発などで個体数が減少していて自治体によっては条例で保護活動を行っている所もあります。ギフチョウが見られたのは小松市の山あいにある布橋町のミズバショウ自生地です。

布橋町のミズバショウは標高およそ50メートルの低地にある全国的に珍しい群生地で1969年に市の文化財に指定されています。今年は平年より1週間ほど早く先月下旬から咲き始めました。

この布橋のミズバショウは、天候にもよりますが今月下旬まで楽しめるということです。