北朝鮮に駐在する中国の新たな大使・王亜軍氏が3日、着任しました。

新型コロナの影響で、駐北朝鮮中国大使はおよそ1年3か月にわたり空席が続いていました。

在北朝鮮中国大使館の発表によりますと、新しい中国大使の王亜軍氏は3日、首都・平壌に到着しました。

王大使は直近では中国共産党の対外部門である「中央対外連絡部副部長」を務めていて、着任にあたり、北朝鮮と各分野での交流と協力を推進するほか、中朝間の伝統的友情を絶えず前進させる意欲を表明。北朝鮮側は「王大使の職務を支援・援助し、両国関係の継続的な発展を促進するために積極的に努力する」と応じたということです。

北朝鮮に駐在する中国の大使は、前任の李進軍氏が2021年の末に中国に帰国。後任の王大使は新型コロナ対策を理由にした北朝鮮側の規制により入国できず、駐北朝鮮大使はおよそ1年3か月にわたり空席が続いていました。