■MLB レッドソックス 6ー7 パイレーツ(日本時間4日、フェンウェイ・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地・パイレーツ戦に“4番・レフト”で先発出場し、メジャー初アーチを放つなど4打数1安打1打点1四球だった。

開幕3戦で13打数4安打3打点、打率.308と好調をアピールしたレッドソックス・吉田、この日はパイレーツと対戦、レッドソックスは1-3と2点をリードされた1回、3番・J.ターナー(38)の普通のフライをパイレーツのセンター・J.スウィンスキー(24)がグラブに入れながら弾きエラー、1死2塁と得点機で吉田の第1打席、パイレーツ先発のJ.オビエド(25)の154キロのストレートを逆方向へ弾き返し、高さ11.3メートルのグリーンモンスターを越えるメジャー第1号の同点2ラン。ベンチに戻るとチームメイトからオリックス時代に応援で使われていたダンベルグッズを渡されていた。“マッチョマン”が速いストレートに負けない体幹の強さを本拠地のファンに見せつけた。

3回、先頭打者での第2打席は142キロのスライダーを捉えたがピッチャー正面の強烈なゴロに倒れた。5回、第3打席は126キロのカーブにファーストゴロ、ストレートを完璧に打たれてからの2打席は全て変化球で組み立てられた。

6-7と1点を追う8回には1死一、二塁のチャンスで第5打席、パイレーツ5人目、C.ホルダーマン(27)と対戦、カウント2-1から154キロのストレートを打っていったがファーストゴロで大きなチャンスを逃した。吉田は4打数1安打1打点1四球、レッドソックスも1点差で敗れ連勝は2でストップした。