警視庁は、大規模かつ効率的な交通取り締まりを行うため「交通機動隊」を10隊から6隊に再編成しました。削減した管理部門の人員は電動キックボードなど、新たな交通課題の業務に従事するということです。

小島裕史警視総監
「新たな体制の基盤を早期に確立し、本部直轄の交通違反取り締まりの精鋭部隊としての力を内外に示していただきたい」

警視庁は白バイやパトカーなどで交通の取り締まりを行う「交通機動隊」10隊のうち23区内を管轄する8隊を4隊に統合し、あわせて6隊の体制に再編成しました。

各隊の白バイの隊員数はこれまでと同じ100人から120人ほどですが、管轄のエリアを拡大することで大規模な取り締まりや事故多発地点への効率的な配置が可能になるということです。

統合によって削減された管理部門の人員は、電動キックボードなど新たな交通課題の対策業務に従事するということです。