山形大学で3日、入学式が開かれ、新入生たちが新たな生活をスタートさせました。
今年、2272人の学生が入学した山形大学。
今年の入学式は規制が緩和され、4年振りに保護者が見守る中での式となりました。

式では、玉手英利学長が「これから大学で学ぶことは自らの力とするためにある。そのことをきょう心に刻んでほしい」と学生を激励し、その後、代表の山根寿々さんが宣誓しました。

学生代表・山根寿々さん「より豊かな人間性を養い、学問・文化の向上に努める事をここに誓います」

3日入学した学生のほとんどは、新型コロナに翻弄された高校生活を過ごした世代です。

徐々に規制が緩和される中で、迎える大学生活に学生たちは期待を寄せていました。

新入生「高校時代はコロナで友だちと楽しく遊んだりというのがなかった。大学では少しコロナも収まってきたので存分に楽しみたい」
久道寛太さん「大学生活を通して社会に貢献できるように学びを深めていきたい」
こちらは宮城県出身の久道寛太さん。

卒園式の前日に東日本大震災を経験。
卒園式や小学校の入学式は中止になるなど、高校生活に限らず、節目の行事に参加できませんでした。
そうした中、無事に迎えたきょうという日。大きく成長した我が子に家族はエールを送っていました。
久道寛太さんの母「規制規制で可哀そうだった年の子だった。大学に行ったら自由に思い切りその年にできることをしていければと期待している」
久道寛太さん「18年間育ててもらったのでその感謝を恩返しできるようにがんばっていきたい」
みなさん入学おめでとうございます!
