新型コロナの感染者数が減少傾向にある中、オミクロン株の派生型XBB.1.5が大分県内で初めて確認されました。

大分県によりますと、3月上旬に感染が判明した検体をゲノム解析した結果、4件中、1件でオミクロン株の亜種XBB.1.5が検出されました。これはアメリカで現在、感染者のおよそ8割を占めている派生型です。

(県福祉保健部・藤内修二理事)「XBB.1.5が他のコロナウイルスより重症化しやすいということもなさそうだということが分かってきている」

一方、県内で3日、新たに感染が発表されたのは21人で、一時期目立っていた子どもの感染は減ってきています。

年代別の陽性者数は、0歳が0人、1~4歳が0人、5~9歳が1人、10代が2人、20代が5人、30代が6人、40代が0人、50代が4人、60~64歳が1人、65~69歳が0人、70代が2人、80代が0人、90歳以上が0人です。

一日の新規感染者数は5日連続で前の週の同じ曜日を下回り、20日続けて2けた台が続いています。

死亡者とクラスターの発表はありませんでした。