愛媛県東温市にある劇場「坊っちゃん劇場」。こちらで4月から始まる新作ミュージカルが『KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~』です。
本作の主人公となるのが、愛媛県松山市出身の野球指導者・近藤兵太郎(こんどう ひょうたろう)。“台湾野球の父”とも呼ばれる彼の功績とは一体どんなものなのか!?

■坊っちゃん劇場新作ミュージカル『KANO』

坊っちゃん劇場の第17作目となる新作ミュージカル『KANO(かのう)』。
30日は報道向けの公開ゲネプロが行われ、俳優たちが本番さながらの演技を見せていました。

30日に行われた公開ゲネプロ

作品の舞台は、満州事変が勃発した1931年。
当時日本の統治下にあった台湾南部の町「嘉義(かぎ)」から物語は始まります。
日本人・漢民族・台湾先住民の3民族で結成された、嘉義農林学校野球部(略してKANO)が民族の垣根を越えて団結し、わずか1年で甲子園準優勝まで昇り詰めるまでが描かれています。
そして、このチームを率いたのが、本作の主人公・近藤兵太郎(こんどう ひょうたろう)です。