地元は不安「攻撃目標に…」防衛省の説明は?

小川キャスター:
ただ地元の方からすると、直接の攻撃目標になってしまうのではないかと、不安は当然高まりますよね。

萩原 解説・専門記者室長:
いろんな疑問はあると思います。自衛隊に賛成してきた前町長は与那国島のミサイル配備について…

自衛隊賛成だった前町長
「全く聞いてなかった。なぜミサイルが必要か分からない」

防衛省側は…
「当時計画はなかった。これ以外の部隊が来ないとは発言していない」

ただ香田さんは…

香田洋二 元海上自衛隊自衛艦隊司令官
「住民の理解があって、初めて島の防衛体制ができる」
「情勢によって部隊の増強があり得るということを住民に伝えておくべき」

という指摘をしています。

与那国島で、住民の方々に話を聞こうとすると「小さい島だから、ちょっとカメラは勘弁して欲しい」と。ただ「かなり心配している」という声を多く聞きました。地元の住民、そして私たちに、政府は丁寧に説明をして、疑問に答えていく必要があると思います。