高松市の栗林公園にある、香川県で最も古いと言われる茶園で、地元の小学生が新茶の手摘みを体験しました。

「下の方はお日様があたってないから、上の方がおいしいお茶がとれる」

地元の小学生に茶に親しみ関心を持ってもらおうと、栗林公園で開かれた新茶の手摘み体験教室です。茶園は約300年前に薬を作るため整備されたもので、香川県で最も古い茶園といわれています。

児童たちは淡い緑色をした新茶の色や香りを確かめながら、手で摘んでいきました。

(児童)
「やった、きれい」
「お茶の匂いがちょっとする」
「これでお茶を作って飲むのが楽しみ。」

児童たちは摘んだ新茶を乾燥させてお茶として楽しむほか、栗林公園の歴史などを調べ、学校で発表することにしています。