インバウンド需要の回復を見据え、国が海外富裕層の誘客を目指すモデル地区に、長野県と岐阜県の「松本・高山エリア」が選ばれました。


モデル地区は、観光庁が初めて選定したもので、国内11地域の1つに「松本・高山エリア」が選ばれました。


ターゲットは、国内で1回あたり100万円以上を使う富裕層で、北アルプスの自然や街道、城下町などがはぐくんだ文化や歴史的景観が誘客に向けて価値が高いと判断されました。


新年度に具体的なプランを作成し、国は専門家の派遣や資金面などで後押しします。


また観光庁では、訪日客全体の回復に向けた観光再始動事業139件も採択し、県関係では国宝松本城本丸庭園でのプレミアム・ディナー・イベントなど5件が対象になりました。