日本海沿岸を走るJR五能線で津波を想定した避難訓練が行われ、社員たちが乗客をスムーズに避難させる手順を確認しました。
この訓練はJR東日本秋田支社が観光客が増え始めるこの時期に毎年行っています。28日は五能線の列車が北金ケ沢駅から深浦駅間を運行中に日本海沖で大地震が起き、津波警報が発令された想定で行なわれました。
参加した25人の社員は乗客役と乗務員役に分かれ、列車が緊急停止すると、けが人の有無を確認します。その後、高齢者や外国人など避難の手助けを必要とする人を乗客と協力しながら、標高20メートル以上の安全な高台に誘導しました。
※JR東日本秋田支社弘前統括センター 丹藤昭三副所長
「車内放送も短く端的に伝わるような車内放送するとか様々研究して短く出来る要素はあると思うので引き続き訓練を続けていきたい」
今回の訓練区間は津波浸水想定区域に指定されていますが、実施された3回の訓練ではいずれも最大波の到達予想時間前に避難を終えました。














