桜島の8つの小中学校を統合して開校する義務教育学校の名称について、鹿児島市教育委員会は、公募で集まった372件の候補をもとに10月下旬までに決定する方針を示しました。

新設される義務教育学校は、桜島の8つの小中学校を統合したもので、桜島港近くに2026年4月に開校予定です。

27日夜、桜島公民館で地域住民らでつくる検討委員会が開かれ、鹿児島市教育委員会は新しい学校の名称について公募した結果、県内外から372件の応募あったと説明しました。

「火の島」や「マグマ」「桜岳」などのキーワードを取り入れた学校名の応募があったということで、今後、検討委員会で絞り込んだあと、教育委員会が10月下旬までに決定する方針が示されました。

(整備検討委員会・土田理会長)「非常に高い関心を寄せていることが分かった。多くの意見を吸い上げながら課題解決し学校をつくっていく」

また、学校の外観デザインなどの基本設計案については、今後、検討委員会での協議や住民説明会を開いた上で、4月下旬までに決定する見通しとなりました。