ロシアのプーチン大統領が戦術核をベラルーシに配備すると表明したことに対し、西側諸国は「危険で無責任だ」などと非難しています。
イギリス軍の基地で行われた主力戦車「チャレンジャー2」の訓練。ウクライナ兵が指導を受けながら操縦しています。26日に映像を公開したイギリス国防省、ウクライナ軍の戦車部隊が訓練を終え、帰国したと明らかにしました。
「チャレンジャー2」をめぐっては、ウクライナに14両が供与されますが、弾薬に劣化ウラン弾が含まれることがわかっています。ウクライナにこうした武器が引き渡される動きを理由の1つにあげ、ロシアのプーチン大統領が表明したのは…
ロシア プーチン大統領
「7月1日にベラルーシで戦術核兵器を保管する施設の建設が完了する予定だ」
これに対し、ウクライナ政府は「新たな挑発だ」などとして、国連安保理の緊急会合の開催を求めています。
ウクライナ大統領府長官顧問
「プーチン氏は敗北をおそれていて、脅すことしかできないことを認めている」
また、NATO=北大西洋条約機構が「危険で無責任だ」としているほか、EU=ヨーロッパ連合の高官は「ベラルーシはまだ止めることができる」としています。そして、アメリカは…
カービー戦略広報調整官
「プーチン氏がウクライナで戦術核を使用する兆候はないし、我々の戦略核抑止態勢を変更する必要があるとは見ていない」
カービー戦略広報調整官は「劣化ウラン弾に放射能の危険はなく、ロシアも同様のものを使用している」とし、戦術核配備の理由にはならないとの認識を示しました。
また、アメリカの戦争研究所は、プーチン大統領の戦術核配備の表明について「ウクライナ軍の士気と西側からの支援を減退させるため」のもので、ロシアが核兵器を使う可能性は低いと分析しています。
一方、ウクライナ東部の要衝バフムトをめぐっては、ロシア側が制圧を目指し、攻撃を続けていますが…
イギリス国防省
「ロシア軍によるバフムトへの攻撃は失速している」
イギリス国防省は、これは主に「ロシア側が戦力を激しく消耗した結果」だと説明しています。
また、ロシアが今月だけでイラン製ドローン少なくとも71機使用したと指摘。イラン製ドローンによる攻撃は先月下旬に中断したものの、定期的な供給が再び始まったとの見方を示しています。
注目の記事
高市自民の圧勝の陰で…衆議院選挙「歓喜と悲嘆」政治家たちの意外な“本音”と惨敗・中道の皮肉 “消費税ゼロ”の向かう先とは【edge23】

中学2年生の娘を事故で亡くし...「車のフレームにぶつけた、たった1か所の傷。それが致命傷でした」母親が語る「命の尊さ」【前編】

【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

東北730% 北海道420% 花粉が去年より大量? 飛散ピークに現れる“おぞましい虹”の正体

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血









