松野官房長官は、ロシアのプーチン大統領がベラルーシに戦術核兵器を配備すると表明したことを受け、「情勢をさらに緊迫化させるものであり、非難する」と述べました。

松野官房長官
「ロシアがウクライナ侵略を続ける中で、情勢をさらに緊迫化させるものであり非難します」

松野官房長官は会見でこのように述べた上で、「ロシアとベラルーシに対し、こうした緊張を高めるような行為をやめるよう求めるとともに、今後も事態の推移を注視していく」と述べました。さらに「ベラルーシに対しても、ルカシェンコ大統領をはじめとする個人・団体に対する制裁措置や輸出禁止措置などを課している」と強調しました。

また、国連安全保障理事会での対応については「他の安保理理事国とも緊密に意思疎通を行いつつ、適切に対応していく」としています。