ロシアがベラルーシに戦術核兵器を配備する方針を表明したことについて、NATO=北大西洋条約機構は「危険で無責任だ」と非難しました。

NATOの報道官は26日に声明を発表し、ロシアがアメリカとの核軍縮の枠組み「新START」=新戦略兵器削減条約の履行を停止したことに触れ、「ロシアは一貫して軍備管理に関する約束を破ってきた」と指摘しました。

そのうえで、ロシアがNATOの核共有を引き合いに国外の核配備を正当化することは「全く誤解を招くもので危険で無責任だ」と非難しています。