中米ホンジュラスの外相が、中国との国交樹立について協議するため、北京に到着しました。

こちらは、25日、JNNのカメラがとらえた、ホンジュラスのレイナ外相が北京に到着した際の映像です。レイナ外相はカストロ大統領から、中国との国交樹立に向けた手続きを進めるよう指示を受けています。

ホンジュラスは現在、台湾と外交関係がありますが、中国と国交を樹立した場合、台湾と断交することになるため、台湾の外交部は「80年以上にわたる外交関係を無視し、台湾の人々の感情を深く傷つけた」と強く反発しています。

蔡英文政権発足時、台湾と外交関係がある国は22か国でしたが、その後、中国政府が外交的圧力を強化したことで、現在は14か国にまで減っています。