岡山県が設置する新型コロナワクチンの接種会場が、希望する人の減少にともないきょう(25日)で一旦終了しました。
岡山県はおととし6月から、川崎医科大学総合医療センターやJR岡山駅西口にある岡山県医師会館などあわせて3か所で、のべ9万7000人以上にワクチンを接種してきました。このうち、最後まで開設していた川崎医科大学総合医療センターではきょうの予約は5人のみ。ピーク時のおととし夏には1日約500人が接種に訪れていました。しかし今年に入って希望者が減り、10人を下回る日もあったということで、県は会場の閉鎖を決めました。
(岡山県ワクチン対策室 景山久美子さん)「県内の医療機関では引き続き新型コロナワクチンの接種を実施しております。希望される方が接種できるよう、市町村や医療機関と連携して行ってまいりたい」
県は引き続き手洗いうがいや手指消毒など、基本的な感染予防を呼びかけたいとしています。