理研が国産初の量子コンピューターを発表しました。スーパーコンピューターと比べてもケタ違いの計算速度を誇り、私たちの世界を大きく変えていく可能性があるそうですが、一体どんな活用が期待されているのでしょうか。
国産初!量子コンピューター 1万年かかる計算問題を3分20秒で
久保田智子編集長:
理化学研究所が国産初の量子コンピューターを公開しました。量子コンピューターとは「極めて小さな物質の振る舞いを表す量子力学の原理に従って計算を行う次世代計算機」らしいのですが・・・これでは分かりません!笑
ということで専門家に聞きました。
量子コンピューターの応用分野の第一人者、寺部雅能さんによると「何兆通りの組み合わせを同時に探索可能なコンピューター」ということで、これにより“ケタ違い”の計算速度になるというんです。

Googleの発表では、スーパーコンピューターで1万年かかる計算問題が、量子コンピューターでは3分20秒で答えが出たものもあるというんです。
では、私たちの生活にどんな変化をもたらすのでしょうか。例えば「渋滞の解消」です。