鳥インフルエンザ発生の影響が広がっています。発生農場の卵を使っていた菓子店は一部商品の販売休止を決定、今後の供給体制のひっ迫も懸念しています。

※松栄堂 畑中和紀 社長「非常に品質も使い勝手もいい卵だった。まさかこんなことになるとは思っておりませんでした」

青森市の和洋菓子店、松栄堂は、店で使っている卵はすべて、今回感染が判明した農場で生産されたものでした。卵の在庫はまだありますが、大きな不安を抱えています。

※畑中社長「だいたい1週間から10日分は準備しています。卵を多く使っている私たち菓子業界はこれから対策をどうしようかという矢先です」

物価の優等生とされてきた卵は、全国的な鳥インフルエンザの流行などで品不足が続き、値段も高騰しています。JA全農によりますと、今月の卸売価格は24日までの平均でMサイズ1キロあたり341円となり2022年の1.7倍、過去最高値を更新しました。こうしたなか青森県内で今シーズン3例目となる高病原性鳥インフルエンザが発生したことで松栄堂は卵の供給体制のさらなるひっ迫を懸念。カステラなどの一部商品を販売休止することを決めました。

※畑中社長「卵を大量に使う商品は(販売を)いったんストップしようと思います。卵業者を支えて私たちが安心して食べられるような政策を国がやってもらえれば」

卵の供給体制の回復にはあと半年はかかるとされていて、事業者・消費者ともに対応に苦慮する日が続きそうです。