紛糾が続く、青森県板柳町の統合小学校の整備についてです。
町は関連費用の補正予算案を議会に再び提出しましたが、2度目の否決となりました。
町は来年度の早い時期の成立を目指すとしています。
板柳町は、23日の臨時会で否決された統合小学校に関する補正予算案を議会に再び提出しました。
補正予算案は、統合校となる板柳南小学校の改修や放課後児童クラブの建設などに必要な費用15億円余りです。
30日の臨時会では反対討論はなく、賛成のみの立場で行われたあと、採決した結果、賛成5、反対6で否決となりました。
補正予算案の否決は2回目です。
傍聴した3歳児の母親
「(子供は)ちょうど改修した新小学校へ入る予定だったが、開校がのびれば私たちもどう動けばいいのかわからない」
Q.どうなってほしい?
「早く改修工事を始めて、みんなが安心して過ごせるようにしてほしいと本当に思う」
こうしたなか、南小学校を統合小学校にする整備計画を求める署名活動も行われています。
議長あての文面には、改修計画が今になって白紙とされたことは、これまでの経緯を踏まえても極めて無責任と記されています。
署名した住人は
「一度決まったものを覆すというのが一番子どもたちに負担だと思う。みんなそれに向けて南小も閉校式などをやっていますし…」
署名した住人は
「新しい学校生活になると思っていたので、とまどいしかないですよね…。子どものこれからの時間に関わってくるので、そこは速やかに早めに解決していただきたいなと思っている」
統合小学校の建築方法を巡っては、2024年の住民投票で板柳南小学校の改修が校舎の新築を上回りましたが、30日に反対した議員は、新築にこだわっていくとしています。
議案に反対 板柳町議会・公正会会派 葛西幸男 議員
(※葛の字の中は「ヒ」となります。)
「私たちは最初から新築で通すと反対しました」
議案に反対 板柳町議会・公正会会派 長内良蔵 議員
「新築のほうが、いろいろな交付金があるのを調べているので、私はむしろ有利なのではという気持ち。その辺は町民に発信できれば」
これに対して、葛西健人 町長は住民投票を尊重し、あくまで改修による統合校の整備を進めるとしています。
板柳町 葛西健人 町長
(※葛の字の中は「ヒ」となります。)
「住民投票の結果をないがしろにしている。きちんと否決した理由を町民の前で説明してほしい。年度始まってもお願いしていきたい。令和8年度の予算なので」
町は統合校に関する説明会などを開いた上で、来年度の早い時期の予算案の成立を目指す方針です。
【写真を見る】23日の臨時会
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