『漫画の主人公か!』そんなアスリートが突如
不破聖衣来にドルーリー朱瑛里(しぇり)など近年、日本陸上界にすい星のごとく現れた超新星。その圧巻の走りに大きな期待を描く人は少なくありません。こうした中、沖縄県の県大会で競技歴5か月の素人が驚愕のタイムを出し、今陸上界で密かに注目を集めている選手がいます。

世界マスターズ陸上金メダリスト 譜久里武さん「素晴らしい、恐ろしい。漫画見たいな世界ですね。こういう人が沖縄にいるのも知らなかったし、ある意味、沖縄県の陸上始まって以来の衝撃的な日じゃないですか」
それは去年11月の県民体育大会、100m決勝。3レーンの選手が衝撃の走りを見せ、トップとなった彼のタイムは10秒56。そのタイムに周囲が驚いたのは彼がそれまで、全くの無名の選手だったから。

高校までは野球部に所属。本格的に陸上を始めたのは去年6月から。競技歴わずか5か月で、10秒56をマークした動画がツイッターなどに上がると-
Twitterのコメント「まさに未完の大器」「凄いポテンシャル」「伸びしろしか見えない」

選手の名は、医療系の専門学校3年・座間味凜玖(ざまみ りんく)。
座間味選手「周りはびっくりですよね。周りからも予選で負けると思われていたので、まさか優勝してしまったので自分でもびっくりしています」
高校の野球部時代は、補欠だった座間味選手。野球部の冬季トレーニングで次第に足が速くなっていることには、気づいていましたがそれでも12秒台前半。しかし去年6月、本格的に陸上のトレーニングを始めると驚きの進化をみせました。
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