今年5月ごろに復興拠点の避難指示解除を目指す、福島県飯舘村の長泥地区で、除染で出た土の再利用事業が公開されました。
飯舘村では24日、村に唯一残る帰還困難区域長泥地区の環境再生事業について、村の関係者や専門家が話し合う協議会が開かれました。
この事業は、除染で出た土を分別して再利用するもので、除染で出た土を山砂やアスファルトで覆い、農地や道路に活用します。
現在、農地に使えるかどうか実証実験が行われていますが、水はけが悪いなど課題があることから、協議会では、農作物を栽培できるのかという不安の声も上がりました。
環境省福島地方環境事務所・吉田勝利課長「畑や水田として使うということで、機能を持たせられるのか検討しているところ」
飯舘村は、長泥地区の復興拠点について、今年のゴールデンウィークごろの避難指示解除を目指しています。














