福島市で桜が開花した24日、福島大学では卒業式が行われ、4年前に新設された食農学類から1期生が巣立ちました。

24日に福島大学を卒業したのは、5つの学類と大学院合わせて1044人です。卒業生を代表して。食農学類の佐藤実結さんがあいさつに立ち「より良い社会の実現に向けて精進していきます」と話し、決意を新たにしていました。

食農学類は4年前に地域の食料・農業の課題解決に貢献できる人材を育てようと新設され、103人が初の卒業生となります。

IT関係に就職する食農学類の卒業生「現場で学ぶことが多かった。現場の問題とITの問題をうまく結びつけて解決できる能力を養うことができた」
食品関係に就職する食農学類の卒業生「福島出身として、福島の食材をみなさんに魅力を伝えたいと思う」

福島大学の卒業生の就職内定率は94.6%で、このうち、県内に就職する人の割合は36.6%と去年を上回ったということです。