高知県の観光博覧会開幕に合わせ、県内の観光振興につなげようとJR四国と県が協定を結びました。

JR四国は2009年から県と協定を締結していて、今回が8回目です。協定では25日から始まる県の観光博覧会「牧野博士の新休日」にあわせ、観光客を誘致するため県内外で高知観光のプロモーションを実施することや、JR四国の鉄道を活用した観光促進など4つの項目で連携します。すでに京阪神の主要な駅などで牧野博士ゆかりの地を紹介するパンフレットが設置されているほか、土讃線を走る特急列車の座席前テーブルには、高知の観光地やグルメが掲載されたステッカーが貼られています。

(JR四国 西牧世博 社長)
「タイミング的に今回、高知県とイベントや取り組みができることで、期待をしている。高知を全国に発信していくのは非常に有意義なことである」

JR四国は来月14日から高知と中村・宿毛間を結ぶ特急あしずりで連続ドラマ「らんまん」のラッピング列車を運行するほか、観光博覧会に合わせたキャンペーンを企画・展開する予定で、県内の観光を盛り上げたいとしています。