50mを引くには人の手では15分から20分ほどかかるということですが、ドローンを使うことで1分もかからずに作業が終了しました。

ブドウ農家 佐藤浩史さん:
どうしても数人が間に入って支えていかなければならない。
腕を上げっぱなしなのと、針金に常に腕が当たっていくので傷だらけになって大変。
一気に隅まで引っ張って行ってもらえるので時間の軽減がかなりできると思う。

会社によりますと、農業用では消毒作業などに用いられている例が多数ありますが、こうした活用方法は珍しいということです。

高齢者の負担軽減が期待されている

ドローンの実証実験を行った会社 トプテック 高橋修社長:
この作業をするのに高齢の方が困っているというのを初めて知った。
協力してお役に立てればと思っている。

今後、他の作業でもドローンが活用できる場面がないか検討するということです。