福島県いわき市小名浜では、23日、ソメイヨシノの開花が宣言されました。
今年は去年と比べて14日早く、観測史上最も早い開花となりました。
40年以上サクラの観測を続ける島田栄二郎さん「今はもう20輪以上咲いているんじゃないですかね」

いわき市の旧小名浜測候所にあるソメイヨシノです。
観測を続けている市民団体などが22日に開花を確認、23日に開花を宣言しました。
小名浜のサクラの開花は去年より14日、平年に比べて13日早く、おととしと並んで観測史上最も早い開花となりました。

40年以上サクラの観測を続ける島田栄二郎さん「大体5月上旬くらいの最高気温になっちゃったんですね。3日くらい前はつぼみだったんですけど、この3日間で一気に(開花が)早まったと。東北にもやっと春が来たという感じだね」
一方、いわき市小川町にある小川諏訪神社では、樹齢650年以上とされる「しだれ桜」が薄紅色の花をつけ始めています。

しだれ桜は三分咲きまで進み、神社を訪れた人たちは、思い思いに写真を撮るなどして春の訪れを感じていました。
いわき市の親子・母「思っていたより早く咲いていたので、ちょっとびっくりしました。サクラどう?きれい?」子「きれい」
小川諏訪神社のしだれ桜は、3月末にも満開を迎えるということで、24日からは「しだれ桜祭り」が始まり、サクラの御朱印を配るほか、25日からはライトアップも始まります。















