新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行することを受けて、岩手県は24日、医療費負担などに関する対応を決定する予定です。
これは23日の会見で達増知事が説明したものです。今年5月8日の「5類」への移行に伴って国が医療費負担や医療提供体制の在り方を見直すことのを受け、24日、県は対策本部員会議を開いて対応を決める予定です。
(達増知事)
「特に入院医療費とか抗ウイルス薬などの特別な薬、ワクチン接種についても公費負担が必要と考えていたところ」
このほか感染の疑われる場合の相談の受け付け体制や高齢者向けの宿泊療養施設の確保などについて決める考えです。
またWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンが世界一になったことについて知事は「岩手県関連選手がみんな優勝に貢献したことを大変うれしく思う」と述べ、大谷翔平選手をはじめとした岩手県関係の3人に「県民栄誉賞」を贈ることについても前向きな姿勢を示しました。