WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日米決戦を制し、3大会ぶり3度目の世界一に輝いたメンバーが23日、激闘から約1日で日本へ凱旋した。

空港には勇姿を見ようと多くのファンが集まった。準決勝はメキシコ代表にサヨナラ勝ち、決勝は最強アメリカ代表と1点差ゲームの激闘を繰り広げ3大会ぶりに世界一を奪還した。14日間の戦いで日本中を盛り上げた侍ジャパンのメンバーは約15時間のフライトの疲れも見せず、栗山英樹監督(61)を先頭にファンの前に姿を現した。

空港職員から祝福の花束を受け取った栗山監督は集まったファンに花束を高々と掲げた。満面の笑みでファンの大声援に手を振り「ありがとう」と応えた。準決勝ではサヨナラ打、決勝では同点ホームランを放った村上宗隆(23)は軽く会釈をすると手を振っていた。