24日付で警察庁に異動する岩手県警の森下元雄本部長が23日、最後の会見を行い、およそ1年2か月の岩手での勤務を振り返りました。

 離任会見は23日、盛岡市の県警本部で行われました。森下元雄本部長は、兵庫県出身の52歳で、1999年からおよそ2年間、岩手県警本部で捜査二課長を務め、去年1月に、岩手県警の本部長に着任しました。
 森下本部長は、およそ20年ぶりとなった岩手県警での勤務を振り返り、印象に残った事件として、釜石市で発生した70代女性放火・殺人事件の容疑者の逮捕や、岩手競馬をめぐる贈収賄事件の摘発などをあげました。
 森下本部長は24日付で警察庁刑事局組織犯罪対策第二課長に就任します。