23日、福島県内のほとんどの公立小学校で、卒業式が行われ、1万4000人あまりの児童が通いなれた学び舎を後にします。

このうち、会津若松市の城北小学校で行われた卒業式では、保護者や在校生はマスクを着けて臨みましたが、卒業生は、校歌の斉唱など歌う時のみマスクを着用しました。

式では、鈴木基之校長が「これからも自分の可能性を信じ、目当てを持って努力を続けてください」とはなむけの言葉を贈りました。

これに対し、卒業生たちは6年間の思い出を振り返り、先生や家族へ感謝の気持ちを伝えました。

卒業生「文武両道として部活とか体育は苦手なんですけど、体育も頑張って、勉強も頑張っていきたいと思う」
卒業生「卒業したなという感じがあって、それと一緒に悲しみもありました」
卒業生「仲間と過ごした6年間が本当に楽しくて、これからいなくなっちゃう子もいるので寂しいなという思いと、これから人生の一歩を踏み出せたのかなと思う」

県教育委員会によりますと、今年度に公立小学校を卒業する児童の数は1万4341人で、前の年より56人少なくなっています。