
第3試合は、21世枠で出場した、選手12人の徳島「城東」と東京「東海大菅生」の対戦。
試合前、「一球でも多く、選手にノックを受けてほしいという想いで始めた。」という13人目の部員・女子マネージャーの永野悠奈さんが、史上初となる甲子園での見事なノックを披露すると、アルプスにつめかけた大応援団だけでなく、球場全体から惜しみない拍手が送られました。

試合は、城東が、その大応援団を背に、鍛え上げられたプレーを見せます。
1対1で迎えた2回、ラストバッターの長谷鴻志郎選手が、1アウト1塁3塁のチャンスで見事にセーフティースクイズを決めて勝ち越し。秋の東京大会を制した東海大菅生から、リードを奪います。
しかし3回、東海大菅生は3番酒井駿輔選手のタイムリースリーベースで逆転、その後も得点を加えて、城東を突き放します。
それでも、城東はあきらめません、5対2で迎えた9回には、ツーアウトから粘りを見せて、1塁2塁、大きなチャンスを作ります。
しかし、最後は、東海大菅生のエース日當直喜投手の前に、一歩及ばずゲームセット。
マネージャーの永野さんを含めた部員13人が一丸となって徳島大会ベスト4入りを果たした城東の挑戦は、アルプスの大きな拍手とともに、幕を閉じました。














