連日盛り上がりが続くWBC。21日の準決勝でメキシコに劇的勝利を収めた侍ジャパンの闘いに愛媛県内からも熱いエールが送られました。

3大会ぶりの世界一へ。準決勝まで駆け上がった侍ジャパン日本時間の21日朝、メキシコと対戦しました。

(佐竹雄大記者)
「日本中が注目する一戦が始まりました。松山市内のスポーツバーでは、朝早くにも関わらずお客さんが詰めかけています」

大一番に合わせ朝7時半から営業を開始した松山市内のスポーツバーでは侍ジャパンの勝利を信じ愛媛からエールを送ります。

(観戦に訪れた男性)
「注目しているのは佐々木朗希選手。坊っちゃんスタジアムであったオールスターで一気にファンになった」
「村上選手(に注目)。同世代の代表として今日は一発を。今日こそは一発を」

日本の先発を託されたのは佐々木。
160キロ超えを連発し3回を無失点。メキシコを相手に堂々としたピッチングを見せます。

ところが4回、メキシコにホームランを許し3対0。
一発で先制を許します。

反撃に出る日本は7回、ランナー2人を置いて4番・吉田。WBC絶好調の男がスリーランホームラン。日本が追いつきます。

ところが続く8回、日本は1アウト2塁のピンチ。
マウンドは二番手の山本。タイムリーを許し、この回2点を失った日本。苦しくなります。

それでも日本は1点を返し迎えた9回、先頭は大谷。
初球をたたき、ツーベースヒットで口火を切るとこのあと、2塁1塁として日本は5番・村上。今大会不振にあえいでいた男が執念のサヨナラタイムリー。

日本が超劇的勝利で、あすの決勝進出を決めました。

(観戦に訪れた男性)
「村上の一本が凄かった。本当に感動した」
「必ず打ってくれると思っていた。この流れで明日も行ける。皆さんで乾杯したいと思います!声高らかに!かんぱ~い(店内全員で乾杯)」