道後に春の訪れを告げる「道後温泉まつり」が、愛媛県松山市で4年ぶりに開催され、最終日の21日は、商店街を”女みこし”が練り歩くなど賑わいを見せました。

(山田 祐也アナウンサー)
「4年ぶりに女神輿が戻ってきました。道後に威勢の良い掛け声が響いています」

コロナ禍で4年ぶりの開催となった「道後温泉まつり」。
地元のチームが和太鼓の演奏を披露したり、屋台が軒を連ねたりと、道後は久しぶりの祭りの雰囲気に包まれました。

「ヨイサー!ヨイサー!」

そして、恒例の”女みこし”も4年ぶりに復活し、「ヨイサーヨイサー」の掛け声とともに商店街を練り歩くと、観光客らが勇壮なみこしの姿に見入っていました。

「せーのっせ!ヨイサー!ヨイサー!」

このあと、飛鳥乃湯泉の中庭で3体の女みこしがかきくらべを披露しました。

(みこしの担ぎ手)
「やっぱり痺れるよね」
「楽しくできているのがいいかなって思います」

(アメリカ人観光客)
「かっこよかったと思いました」
「とても伝統的だと思っていますよ」

(地元の人)
「もっと活気が戻ってきたらいいなと思います」

祭りは21日夜、芸者が商店街を踊りながら練り歩く「道後温泉おどり」でフィナーレを迎えます。