ロシアを訪れている中国の習近平国家主席とプーチン大統領は、きのうの会談でウクライナ侵攻をめぐり、中国が呼びかけた停戦案について協議しました。

国営ロシア通信によりますと、習主席とプーチン大統領の一対一の会談は夕食も含め、およそ4時間半行われました。

中国外務省はプーチン氏が中国による停戦の呼びかけを「真剣に研究した」としていて、また習主席は対話を通じた解決の必要性を強調したということです。きょうは公式の首脳会談が行われる予定です。

これに先立ち、プーチン氏は制圧後、初めてウクライナ南東部マリウポリを訪れていましたが…

「インチキだ!見せかけだ!」

ロシアの独立系メディアは、誰の声か不明だとしています。

一方、ロシアの捜査当局はICC=国際刑事裁判所がプーチン氏に逮捕状を出したことを受け、赤根智子裁判官ら4人への捜査を開始したと発表しました。