■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™決勝 日本代表ーアメリカ代表(日本時間22日、フロリダ州ローンデポ・パーク)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝で、侍ジャパンが前回王者のアメリカ代表を3-2で下し、14年ぶりに悲願の世界一奪還を成し遂げた。
1点リードのまま迎えた9回は満を持して大谷翔平(28)がマウンドへ。2死を奪うと最後は同僚でアメリカのキャプテンM.トラウトを空振り三振に仕留め、雄叫びを上げた。
序盤の2回にT.ターナー(29)の先制弾を浴びるが、直後に前日サヨナラタイムリーの村上宗隆(23)がWBC1号の同点ソロを放つと、打線がつながりすぐさま2ー1と逆転に成功。4回には岡本和真(26)の今大会2号で3点目。先発の今永昇太(29)は1失点でリリーフ陣へつなぐと、戸郷、高橋宏、伊藤、大勢がアメリカ最強打線に対し無失点リレーを決めた。
8回はダルビッシュ有(36)がK.シュワーバー(30)にソロ本塁打を被弾するが、最後は大谷が締め1点リードを守り切った。
第2回大会(09年)以来、3度目の優勝に輝いた侍ジャパンは、優勝が決まった瞬間、全員ベンチから大谷のもとへ走り歓喜に沸いた。