自転車を使った「街おこし」に取り組んでいる福島県いわき市で、自転車競技の合宿やタクシーに自転車を積んで移動できる取り組みが始まりました。
自転車競技の強豪、去年のインカレのチャンピオンもいる明治大学自転車部の合宿が17日から、いわき市で始まりました。この合宿は県が誘致したもので、選手たちは、海沿いなどを走り、いわきのサイクリングコースの魅力を実感していました。
明治大学自転車部 渡部春雅さん「サイクリングロードとか、道もすごいきれいだったし、信号も少なかったので、すごい走りやすかったです」
さらに、サイクリストに嬉しい取り組みも始まりました。
いわき地方振興局企画商工部地域づくり・商工労政課 久保佑平さん「本日から実証実験としてサイクルタクシーの取り組みが始まります」
タイヤのパンクなどのトラブルで走ることができなくなった時に、タクシーで人と自転車を最寄りの修理可能な場所へ運ぶサービスです。
いわき市の「常交タクシー」と「尼子タクシー」に専用のラックがついたタクシーがあわせて4台導入されました。

久保さん「県内外から中間山地等にいらっしゃって、いわきの良さを知ってもらうということにつなげていきたいと感じています」
サイクルタクシーの試験的な運用は、当面の間行われます。














